出窓again

2023.04.25

リノベ-ションの設計方法として、間仕切壁を取り払いオープンな空間を作ったり、逆に壁を作り小さなこもれるような空間を作ることが考えられますが、今工事が始まっている吉祥寺の現場ではその二つの方法ではなく、既存のすまいが持っていたストロングポイント(魅力的な場所)を活かす方法を採っています。具体的には1階と2階にあった出窓です。この出窓は室内に光と眺め、奥行を与えてくれていました。サイズは少し小さくなりましたが、景色の切り取り方を既存とは違う設計にしているので、どのように見えるのか再会が楽しみです。また印象的な1階リビングの白い鉄骨梁。表し天井とラワンの壁の中で存在感を出してくれると思います。

長久保健二設計事務所
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