墨東綺譚&ゲストハウス

2019.11.22

僕の好きな小説の1つ「墨東綺譚」
この小説の前半、主人公が山谷堀を歩きます。
正法寺橋、山谷橋、地方橋、紙洗橋を通ってその先にある古本屋へ。
山谷堀はかつて吉原への水上路でしたが、現在は埋め立てられ遊歩道になり、橋も地名として残っています。
その地方橋の先に現在、設計監理をしているゲストハウスの現場があります。
好きな小説の舞台の近くなので、なんか嬉しかったです。
なので現場の帰りは、ふらふら町散策を楽しんでいます。
小説にでてきた古本屋の場所を探してみたのですが、わかりませんでした。
墨東綺譚は三層の構造で小説の主人公で小説家の大江、大江の小説「失踪」の主人公の教員、そして永井荷風が玉の井(現在の東向島)のラビリントに魅了される物語。
僕も実は以前東向島に住んでいて、小説の舞台より広い範囲の向島地域に魅了された1人です。
人と街と歴史にですかね-。
恐ろしいラビリントの魅力です。 笑)
ゲストハウスは12月完成をめざしています。


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